はじめに
ChatGPTを自分のために活用する、という考え方
ChatGPTやClaudeなど、生成AIは日々進化しています。
SNSを開けば、新しいAIツールや便利なプロンプト、驚くような活用事例が次々と流れてきます。私自身、こうした情報を追いかけるのは好きです。
ただ、最近よく考えることがあります。
「便利だと思って保存した情報を、実際にどれくらい使っているんだろう?」
試そうと思ったまま忘れてしまったり、使う頃には機能や操作方法が変わっていたり。
新しい技術を知るだけでも面白いのですが、せっかくなら、自分が今やりたいことにつなげて使えたらいいなと思っています。

AIの使い方を、自分のやりたいことにつなげる
例えば、動画生成AIの使い方で考えてみましょうか。
ただ、私は今、動画を作っていませんし、動画制作に特に興味があるわけでもありません。ただ、動画生成AIがもっと進化したら、使ってみることはあるかもしれません。
それでも、新しいAIの情報を見ていると、「今のうちに使いこなしておかないと、進歩についていけなくなるのでは」と焦ることがあります。動画生成AIも、いつか使うかもしれないなら、今から慣れておいた方がいいのかな、と考えてしまいます。
でもそこはグッと堪えて、今のモデルで綺麗な映像を出すコツだけを追うより、演出のことを少し知っておきたいなと思っています。
なぜなら、人間がどんなことに心を動かされるかを考えるの力があれば、AIという便利なツールが本格的に使えるようになった時に色々なことに応用が効くと思うのです。
例えば、喪失感を伝える場面なら、どんな状況や画角が合うのか。どれくらいの長さで見せるのか。音楽やセリフ、声のトーンはどうするのか。
そういうことを、AIに聞きながら考えてみる。
「喪失感を伝える場面には、どういう見せ方がある?」
今のAIでは思いどおりに出力できなくても、その部分は今後の進化で変わるかもしれません。今のモデルに合わせて覚えた細かなコツも、次のモデルでは必要なくなることがありそうです。
以前より綺麗な映像が出るようになっても、それだけでは、自分の考え方や知識が増えたかどうかは分かりません。
私は、そのときに何を伝えたいのか、どんな表現が合いそうなのかを、もう少し具体的に考えられたらいいなと思っています。
動画に限らず、AIの使い方を覚えることと、自分の中に残ることを増やすこと。その両方を、少し意識してみたいです。

気になったことを、そのまま話してみる
AIとの会話でも、自分が気になったことから始めることが多いです。
「それって本当?」
「なんとなく違う気がする」
「私はこう思うんだけど、どうなの?」
綺麗な質問文にまとめる前に、思いついたことをそのまま伝えてみる。音声会話なら、頭に浮かんだ考えを話しながら整理することもできます。
ただ、AIが自分の意見を肯定してくれたからといって、それが正しいとは限りません。
私は、無条件に同意しないよう設定したり、納得できなければ「反対の立場ならどう考える?」「その回答の根拠は?」と聞いたりしています。
返ってきた答えも、そのまま受け入れずに考えてみる。
そうして話しているうちに、最初の質問とは少し違うところに、自分が本当に知りたかったことが見つかる場合もあります。

会話のあと、自分に何が残ったか
もう一つ、ときどき気になるのが、AIと話したあとのことです。
1週間前にChatGPTに相談した問題は、今どうなっているでしょうか。
1か月前に調べた便利な方法は、今も使っているでしょうか。
その場では「なるほど」と思っても、実際には何も試していなかったり、問題がそのままだったりすることもあります。
なので、ときどき過去の会話を見返して、「あのあと何を試したっけ」「何か変わったかな」と振り返るようにしています。
情報収集や雑談を楽しむのも、立派なAIの使い方です。毎回、何かを達成しなければいけないわけではありません。
ただ、何かをやりたくて相談したのなら、その目的に少しでも近づけていたらいいなと思います。

これからのAIの使い方
AIの進化は、これからも続いていくと思います。
新しい使い方をすべて覚えなくても、そのとき自分に必要なことを相談できれば、それだけでも十分便利です。
動画生成AIやAIエージェントなんて高度なものは、後から勝手に成長してきますし、今のノウハウが役にたたなくなることもいいですしね(実体験)…。
私も新しいAI情報はこれからも楽しみつつ、自分が何をしたいのか、使ったあとに何が残ったのかも、ときどき確かめていきたいです。

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AUTHOR

SHIZUYA
Creative Developer / Designer / Musician
フロントエンド開発、3D表現、AI活用、音楽制作などを横断しながら、美しく機能する体験を追求しています。


